・想定外を想定内にする診断ツール

人材の適性や人事のミスマッチは、事業者と求職者の双方にとって、アンハッピーなことです。

適性を可視化するツールとして、ミスマッチ予防のクラウド診断システムを提案します。

1.適性を見える化

簡単なテストで求職者の内面をアウトプットし、正直さ・謙虚さ、勤勉・誠実性、協調性、開放性など、各項目のデータを見える化します。

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2.人となりを把握

見える化したデータがあることで、求職者の『人となり』を事前に把握することに貢献します。

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3.適材適所

データ情報を精査し適材適所に配置することで、人材のミスマッチ予防と離職率低下に寄与します。

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4.機会損失を予防

人材のミスマッチを予防することは、各種リソースの無駄、投資コストの削減に繋がり、結果的に成長への機会損失を予防することに貢献します。

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◆企業側の視点

近年、企業の人材不足が叫ばれるなか、企業は多額な投資を行い、求人情報誌や求人サイトなどで求職者を募っています。
企業各社が希望する『有望な求職者』のみが集まれば何も問題はありませんが、実際は雇用後3~6ヵ月程度経たないと『適性や人となり』は不透明なものです。

後から振り返れば、『人材のミスマッチ』だったと苦慮することもあるのではないでしょうか?

ここで少しビジネスモデル的なお話しになりますが、求人情報サイトなどの一例として、人材の紹介後、3ヵ月程度の継続雇用が達成されれば、求人情報サイトへの報酬が発生する、という仕組みがあります。
このビジネスモデルの都合上、一旦雇用が決まった時点で、不向きな方でも最低3ヵ月間の継続雇用を推奨する立場になります。
これは仕方のないことですが、一定の継続雇用で大きな報酬が得られるため、求職者には定められた期間は辞めないようにアドバイスやフォローを行うでしょうし、この期間が過ぎればデメリットは解消されます。

本質的に重要なポイントとして、この診断システムのようなもので精査することを好まない性質なのは、ビジネスモデルから覗えると存じます。
しかしこれでは、企業側の立場には立てていないと思えませんか?
つまり大切なリソースの浪費とならないよう、企業側にも事前の対策として『正しく精査する目』が必要だと考えます。


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求人・雇用に関する投資リソースは、
・求人募集費用、採用時の成果報酬費用
・研修費用や、OJT(On-the-Job Training)
・雇用書類等の事務手続き
・上記に携わる人的・時間的リソース

このように、可視化されにくいリソースも含まれます。
いずれにせよ順調に目的が達成されていれば、
投資したリソースは、将来の大きなリターンとなることが期待できます。


◆組織の命運を決めるもの

企業側から考えれば、雇用は失敗の中から学び続けるというのが、これまでのデファクトスタンダードだったのかもしれません。

ですが、希望と大きく乖離する人材であったり、想定以上に向上心や成長意欲が低いなど、『ミスマッチ』は想定外に起こるもので、その時点で判断を見誤ったと気付いても、投資したリソースは一切取り戻せないものとなります。

これが外資系企業のように、毎年の雇用契約更新であればミスマッチのダメージも最小限ですが、未だ日本の雇用制度は終身雇用がベースですので、ミスマッチの企業負担は軽くないのも事実です。

ビジョナリー・カンパニー2の著書で著名なジム・コリンズ氏は、人材の採用をバスに乗せると表現し、それこそが組織の命運を決めると主張しており、誰をバスに乗せるかということが如何に重要なことかについて、 私たちに大きなヒントを与えてくれています。


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誰をバスに乗せるのか?
偉大な企業への飛躍をもたらした経営者は、まずはじめにバスの目的地を決め、
つぎに目的地までの旅をともにする人をバスに乗せる方法をとったわけではない。
まずはじめに、適切な人をバスに乗せ、不適切な人をバスから降ろし、その後にどこに向かうべきかを決めている。
偉大な実績に飛躍した企業は、システムの枠組みの中で、従業員に自由と責任を与えている。
自ら規律を守るので管理の必要のない人たちを雇い、人間ではなく、システムを管理している。

~ビジョナリーカンパニー2 飛躍の法則より抜粋~


・人材ミスマッチ予防 診断システムは、正直さ・謙虚さ、感情安定性、外向性協調性、勤勉・誠実性、開放性をパラメーターで可視化します。

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日本経団連の2018年度 新卒採用に関するアンケートの調査結果では、「選考にあたって特に重視した点」で、コミュニケーション能力、主体性、チャレンジ精神、協調性誠実性がトップ5でした。

一般社団法人 日本経済団体連合会
2018年度 新卒採用に関するアンケートの調査結果より。
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孔子は論語の中で、「詩経には、300以上の詩があり、その詩に書かれていることは1つの言葉で括ることができるとし、それは誠実さだと説いています。

中国 春秋時代の思想家・哲学者で、儒家の始祖。孔子の死後約四百年かけて編纂した弟子たちの言語録が「論語」にまとめられた。
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スティーブン・R・コヴィー氏は著書のなかで、人生で失敗しないためにも人格主義の大切さを説き、誠実さが信頼を築く基礎と解説しています。

「7つの習慣」は、全世界3,000万部、国内180万部を超え、今も読み続けられるビジネス書のベストセラー。
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賢者として知られるウォーレン・バフェット氏は、人事採用の基準の第一が誠実さで、次に知性、活力だと説いており、責任を与えるだけの信頼に値するかが重要なファクターだと語っています。

少年時代、新聞配達などのアルバイトからスタートし、現在は世界最大の投資持株会社であるバークシャー・ハサウェイの筆頭株主で会長兼CEOを努める。

名言・格言

素直な心とは、何物にもとらわれることなく物事の真実を見る心。
だから素直な心になれば、物事の実相に従って、何が正しいか、
何をなすべきかということを、正しく把握できるようになる。
つまり素直な心は、人を強く正しく聡明にしてくれるのである。

松下幸之助